2012年11月11日日曜日

☆★ 美味しい お米の炊き方!! ☆★

米とぎは2分以内に!
 お米は水にくぐらせた瞬間から吸水を始めるため、すすぎや米とぎは短時間で行います。
すすいで水を切った後、とぐのは2~3回。最後にもう一度すすぎ終えるまで、2分以内を目安
にします。とぎ汁は完全に透明にならなくても大丈夫。一般的なお米は胚乳(でんぷん層)をぬか
層が薄く覆うように調整して精米してあるため、とぎ過ぎると薄く残したぬか層が剥がれて、米
のうま味が損なわれてしまいます。また、割れ欠けや、不透明感のある米粒が多い場合は、
力を入れずに優しくとぐようにしましょう。

水切り2分で雑味取り
 ご飯を炊くとき、おいしさの決め手になるのは水。炊く前に雑味のない状態にするために、
といだ米をざるなどに入れて水きりし、濁った水を落とし切ります。
水きり時間の目安は2分程度。長く置くと、米が乾燥して割れやすくなるので注意しましょう。

冷たい水にじっくり浸そう
 お米も他の乾物同様、冷水でゆっくりと芯まで吸水させた方がふっくらと戻り、粒立ち良く
炊き上がります。理想は冷蔵庫に保存してある8~10度の水で1時間~1時間半の浸漬
(しんし:水に浸すこと)。ぬるま湯や夏場の水道水は水温が高く米に急速に水分が浸透する
ため、浸透時間は短縮させられますが、おいしさを追求するならお勧めできません。

                            JA伊賀南部 はーとふる 10月号より